建設業振興基金は20日、2020年度の1級建築および電気工事施工管理技術検定「学科試験」の実施結果を発表した。1級建築施工管理技術検定学科試験は、2万2742人が受験し、合格者数が1万1619人で、合格率51・1%。1級電気工事施工管理技術検定学科試験は、受験者数が1万4407人で5493人が合格し、合格率は38・1%となった。建築に関しては、前年度比で合格者数、合格率ともに増加している。
合格者の男女比は建築が男性94・3%、女性5・7%で、電気工事は男性98・4%、女性1・6%となる。
1級建築施工管理技術検定学科試験合格者のうち、2級建築施工管理技術検定の合格者は14・9%、1級電気工事施工管理技術検定学科試験合格者のうち、2級電気工事施工管理技術検定の合格者は6・6%だった。
詳細は同基金ホームページ(http://www.fcip-shiken.jp/)を参照。
本年度の1級学科試験は、新型コロナウイルス感染症拡大防止等の観点から試験日程を延期して10月18日に実施したため、実地試験は試験日が21年2月21日となり、同年6月4日に合格者を発表する。