北海道建設業信用保証、東日本建設業保証、西日本建設業保証の3社による2020年10月分の公共工事前払い金保証統計が明らかになった。請負金額合計は1兆3426億円で、前年同期比0・4%減と微減だったが、4月からの累計は10兆9529億円で、同4・5%増となっている。
10月分をブロック別に見ると、増加したのは東北と関東の15都県。減少したのは北海道、北陸、中部、近畿、中国、四国、九州の各ブロック32道府県。
発注者別保証実績の件数と請負金額は、国が1252件で2289億6100万円、独立行政法人等は455件の643億8600万円、都道府県は1万406件で4425億3200万円、市区町村は1万3815件の4853億5100万円、地方公社は231件の154億8400万円、その他は593件で1059億2300万円としている。
工事種類別は、土木が1万6961件で8211億500万円、建築が2346件で2818億1600万円、電気は1593件で878億8300万円、管は1276件の597億3500万円、設計は1814件の266億5900万円、調査は1288件の164億9700万円、測量は596件で58億1400万円、その他は878件で431億2700万円の内訳だった。