特定技能外国人として日本で就労するために合格する必要がある特定技能1号評価試験において、建設分野では第2弾となる国内試験が15日、「土工」職種を対象に富士教育訓練センターで行われた。試験を実施した建設技能人材機構(JAC)によると、今回は10カ国・44人が受験した。内訳はベトナムが18人、フィリピンが15人、中国、カンボジア、タイが各2人、キルギス、アルジェリア、ブラジル、ネパール、トルコが各1人。在留資格は、技能実習・特定活動が大半を占めた。
試験は学科と実技に分かれて実施。土工の実技試験では、道具の選択、土の敷き均し作業、プレートコンパクタの始動、締固め作業、プレートコンパクタの停止、作業区域の安全確認までの全体作業時間と締固め作業時間を計測し、評価した。合格者は9月29日に発表される。
なお、国内試験第1弾として8月28日に行われた「鉄筋継手」の職種では、3カ国の33人が受験し、32人が合格している。