業界記事

【ピュア型CM方式】 地方自治体向けの活用指針を公表

2020-09-09

 国土交通省は、地方自治体向け「ピュア型CM方式活用ガイドライン」を作成、公表した。公共工事発注者の設計・発注・施工段階の業務を補助する「CM方式(ピュア型)」について、発注者が利用しやすい仕組みの創設に向け有識者検討会で具体的な制度設計を議論してきたもので、地方自治体で活用する際の参考にしてもらう。またCM方式の導入をはじめ入札契約方式の円滑な活用に向けた助言などを行う相談窓口「入札契約改善アドバイザー」も開設しており、活用を呼び掛けている。
 公共発注者において適正な予算執行と事業の公平性・透明性がますます求められる中、特に小規模な地方自治体では技術職員の減少に伴い今後、発注者の体制が十分に確保できなくなることが懸念されるため、補完手法の一つとして同ガイドラインをまとめた。
 ガイドラインは、CM方式の概要から建築と土木の主な性質等の違い、ピュア型CM方式の基本的な枠組み、CMR(コンストラクションマネージャー)の業務報酬の積算の考え方などを分かりやすく解説するほか、「CM業務委託契約約款」と「各段階におけるCM業務役割分担表(建築・土木)」を添付資料として紹介している。
 国交省では今後のCM方式の活用状況や社会情勢の変化等に合わせて、引き続き必要な見直しを図っていく。
 

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