鹿児島県建設業協会の藤田護会長は30日、国土交通省が直轄工事で試行する建設キャリアアップシステム(CCUS)活用推奨モデル工事について、鹿児島県内で発注される直轄Cランク工事で試行を検討するよう、九州地方整備局の村山一弥局長へ要望した。藤田会長、村山局長に国交省の国交省の中原淳・建設流通政策審議官を加えた3者でウェブ会議を行ったもの。同推奨モデルの直轄Cランク工事での試行を建設業協会が国交省へ要望したのは、九州では初めて、全国では群馬県および宮城県の建設業協会に次ぐ3例目となった。
要望を受けた村山局長は、鹿児島県でのCCUS活用状況等も踏まえつつ、試行に向けた具体的な検討を行う考えを伝えた。