業界記事

【女性活躍+記者の眼+ワード】 取り組み進むも道半ば

2016-06-29

 女性活躍推進の取り組みを進めている日本建設業連合会(日建連)は、会員企業を対象にフォローアップ調査を行い、ある程度取り組みが進んでいることを確認したが、日建連が作成した「けんせつ小町が働きやすい現場環境整備マニュアル」の利用が進んでいないことも分かった。
 建設業界での女性の活躍や、女性の入職を歓迎していることをアピールしている企業は、「ホームページで紹介している」が倍増するなど、企業として積極性が増している。
 一方で、日建連が策定したマニュアルの活用は、「ほとんど活用していない」が50%と半数を占め、普及が進んでいないことも分かった。利用していない理由には、「女性技術者がいないから」という理由だけではなく、「マニュアルを認識していなかった」という回答もあり、一層の周知が必要と言える。
 日建連は、今回の結果について、「意識が上がっていることが確認できたが、道半ばであることも分かった」とし、今後は、けんせつ小町委員会を中心に活動強化を図っていく。
■けんせつ小町が働きやすい現場環境整備マニュアル
 現場単位で取り組むべき事を、「MUST(行動すべき施策)」と「BEST(さらに魅力化を図るために取り組むべき施策)」に分けて整理した。女性用トイレのほか、洗面所、更衣室や休憩施設、作業着、ヘルメットなどの設備関連などについても取り組むべきポイントを紹介している。「会員以外にも活用してほしい」とホームページで紹介している。
〈記者の眼〉
 女性技術者がいないから、女性のための環境整備マニュアルを活用していない、という意見があった。もっともなようにも感じるが、現場には女性技能者も来る。日建連が、今年2月に行った専門工事業者のアンケートでは、女性の雇用に消極的な理由のトップは「現場環境が整備されていない」。女性技能者がいつ現場に入るかは分からない。専用トイレを用意しろとは言わないが、やはりマニュアルを活用し、来ても大丈夫な最低限の心構えはしてほしいと思う。
 

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