自転車施策の推進を担当し「自転車と歩行者との交通事故が増加している。自転車は本来、車両だということを徹底する大きな転換期を迎えている」とみている。専用レーンの整備などにより「安全、快適に共存できる交通環境を創出したい」
道路緑化、道路に関する新技術活用の窓口も務める。熊本地震ではテックフォース道路班の班長として現地入り、被災状況等を調べた。
2005年4月の品確法施行時に技術調査課建設専門官として管内の受発注者に総合評価方式を知ってもらう伝道師の役割を果たす。「出前講座で各地を飛び回ったことが懐かしい。初版の総合評価方式適用ガイドライン作成にも携わった」
10年の千葉国道副所長時代は、圏央道の笹森トンネルと山口トンネルが施工中に陥没する事故に対応。「危機管理の経験が今も役立っている」
趣味は渓流釣り。長野や山梨に足を運び、早朝の沢でリフレッシュしている。「最近は釣果が山菜に代わることもまた楽しい」と笑顔で語った。