業界記事

【民間開発】 総延べ面積86万㎡の虎ノ門・麻布台地区再開発が着工

2019-08-07

 国家戦略都市計画建築物等整備事業として港区で計画される虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業が着工した。64階建て2棟と53階建ての超高層ビルを中心とした総延べ床面積が86万㎡を超えるプロジェクトとなり、2023年3月の竣工を目指す。設計は森ビル、施工は清水建設、三井住友建設、大林組が担当。また森ビルと日本郵政が組合員として参画している。
 施行地区は港区虎ノ門五丁目、麻布台一丁目、六本木三丁目地内の約8・1ha。
 主要用途は事務所、店舗、ホテル、インターナショナルスクールなど。施設はA街区の複合棟が地下5階地上64階建て、高さ325m。B-1街区(住宅棟)が地下5階地上64階建て、高さ262m。B-2街区(住宅棟)が地下5階地上54階建て、高さ237m。C-1街区(店舗棟)は地下2階地上3階建て、C-2街区(複合棟)は地下3階地上8階建て、C-3街区(店舗棟)は地下2階地上3階建て、C-4街区(寺院棟)は地下1階地上3階建てで計画する。
 公共施設では2つの地下鉄駅を結ぶ地下歩行者通路や歩行者デッキ、地上・地下のバリアフリー動線、広場などを整備する。
 居住機能と商業・業務、文化、教育などの各機能が複合した国際性豊かで安全・安心な緑とうるおいのある複合市街地を形成することで、東京の国際競争力強化に貢献する考えだ。
 

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