参議院議員の脇雅史氏は31日、全国建設業協会の総会に来賓として出席し、本年度の大型補正予算の編成に期待を寄せた。
「公共事後の前倒し発注と補正予算はセット。今年後半には大型補正予算が組まれるだろうと思っている」と発言。一方で、「臨時にお金を出すのではなく、計画的安定的に公共事業を進めることが大事だと思う」と当初予算確保の重要性も述べた。
脇氏は、「デフレ脱却には財政出動こそ王道。それなのに、収入がないから支出を切り詰めるという理論でやるから駄目。みんなで縮こまってしまって、デフレ対策になっていない」と課題を指摘した。