業界記事

【6月の公共工事動向】 請負金額7カ月連続増/東日本建設業保証調べ

2019-07-10

 東日本建設業保証は、前払金保証工事から見た6月の公共工事動向を公表した。請負金額は8489億円、前年同月期比0・4%増で7カ月連続の増額となった。件数は1万3595件で前年比2・3%減。保証金額は3194億円で1・4%減。4~6月の請負金額累計は2兆9858億円で、前年度比2・4%増だった。
 発注者別状況では、地方公社が34・4%、その他が80・4%の伸び。それ以外は国9・8%、独立行政法人等5・3%、都道府県0・2%、市区町村2・1%と全て減額だった。
 主な増加を見ると、大泉南の外環トンネル工事等を予定する東日本高速道路が156億円を増額した。名古屋市でポンプ場建設を予定する日本下水道事業団は44億円の増。殿町羽田空港線整備の川崎市が41億円、分庁舎建設を行う藤沢市は34億円を投じるのが目を引く。
 工事場所別状況は、復興関連が落ち着いた宮城県(196億円減)と岩手県(133億円減)の影響で東北が7・4%の減少。関東は神奈川県(174億円)と栃木県(64億円)が増加した影響などで2・1%の伸び。五輪競技場建設の静岡県(107億円)と新東名高速整備を進める愛知県(100億円)の東海地区は9・6%増とした。
 

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