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【土木学会賞】 2018年度は過去最多の114件が受賞

2019-05-13

 土木学会は13日、2018年度土木学会賞を発表した。総応募件数は245件で、受賞は過去最多の114件となった。表彰式は6月14日に開かれる定時総会の中で執り行う。
 功績賞は14人で、前土木学会会長の大石久和氏(全日本建設技術協会会長)をはじめ、田代民治氏(鹿島建設副社長)、廣瀨典昭氏(日本工営相談役)と土木学会会長歴任者3人も対象となった。
 技術賞は個別技術を評価するⅠグループが11件、画期的なプロジェクトをたたえるⅡグループは6件。Ⅰグループでは「大断面シールドトンネルにおける超近接・長距離掘進~同時施工掘進技術実績」の阪神高速道路建設・更新事業本部・堺建設部、鹿島・飛島JVによる「阪神高速道路大和川線シールドトンネル工事」など、Ⅱグループでは国土交通省東北地方整備局釜石港湾事務所による釜石・大船渡湾口防波堤災害復旧事業などが受賞した。※写真は技術賞の「超近接トンネル」
 環境賞は、先進的な土木工学的研究を対象とするⅠグループは、マイクロECミストの開発と実用化を開発した鹿島建設・ホーチキなど2件、環境の保全・創造に貢献した画期的なプロジェクトを評価したⅡグループは、焼酎粕リサイクルプラントの建設と運転を実施した大成建設が対象となっている。
 そのほかの各賞は、研究業績3、論文7、論文奨励7、吉田賞(研究業績部門)2、同(論文部門)1、田中賞(業績部門)3、同(論文部門)4、同(作品部門・新設、改築、技術)10、技術開発6、出版文化3、国際貢献(日本人、外国人)4、国際活動奨励16、国際活動協力4、技術功労10が受賞した。

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