業界記事

【生産性向上】 革新的技術の導入・活用へ公募開始

2019-05-07

 国土交通省は、建設現場の生産性や品質管理を飛躍的に向上する革新的技術の導入・活用に関するプロジェクトとして、本年度の募集を始めた。6月7日まで受け付け、7月上旬に審査結果を公表・通知する。契約締結は7月下旬となる。
 公募対象は、データを活用して土木工事における①施工の労働生産性の向上を図る技術(対象技術Ⅰ)②品質管理の高度化等を図る技術(対象技術Ⅱ)。選定された技術は、国交省などが発注した契約済み工事の建設現場で本年度に試行する。
 官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)の国交省配分予算の一部を活用して、工事とは別に新技術の試行に伴う人件費・機械費・情報通信費・設備費・広報費などの費用を支援する。1件当たりの委託契約額の上限は5000万円。
 応募要件は、昨年度と同様に国交省等の発注工事を受注している建設業者と、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)の関連企業など建設業者以外の者がコンソーシアムを結成し、応募する枠組みを採用。建設現場から取得したデジタルデータはクラウド環境等により、随時、発注者などと共有する。
 なお昨年度は33件の技術を選定、現場で試行しており、目標が達成されて十分な研究成果があったと評価された「A評価」は15件だった。
 

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