業界記事

【労働者緊急育成支援】 最終年度は109コースで訓練実施

2019-04-09

 厚生労働省の建設労働者緊急育成支援事業を受託した建設業振興基金は、本年度の実施内容を明らかにした。建設業への就業を希望する離転職者、新卒者、未就職卒業者などを対象に必要な職業訓練を無料で行った上で、就職支援までを一括して実施するもの。2015年度から5年間の時限措置となり、最終年度に当たる本年度は、中央1、地方23の全国24拠点で109コースを実施する。女性限定オペレータコースも引き続き関東と近畿で各1回開催する。
 事業目標は昨年度と同様に受講者数1000人以上(うち躯体系コース500人以上)、修了者数は訓練参加者の90%以上、就職者数は訓練修了者の70%以上とする。昨年度の就職者数に関しては7月ごろ明らかになる。
 振興基金では、全国のハローワークに事業を周知するための広報資料を送付するとともに、人材確保対策コーナーを設置する94のハローワークには建設業関連の資料や動画の提供、建設業の役割や魅力を伝える広報活動にも力を入れる。
 また本年度は特に拠点以外の県からの参加者を増やすための取り組みも強化する考え。
 他にも事業を紹介する冊子「建設業WelCOME!」では、これまでの取り組み成果をまとめた永久保存版を作成しており、関係各所に配布することで事業に対する理解促進につなげていく。
 なお訓練修了後のアンケート調査では、3年連続で参加者満足度96%を獲得している。

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