業界記事

【適正工期】 日建連が工期算定ソフトを開発 発注者に無償貸与

2016-04-20

 日本建設業連合会(日建連)は、建物規模や構造などを入力すると自動で工期を算定するソフトを改良し、「建築工事適性工期算定プログラム」を開発した。このソフトで言う「適性工期」とは、1日8時間労働、完全週休2日制、長期休暇の取得ができる工期のことを指す。日建連会員は20万円、一般価格は28万円で5月20日から販売する。また、国、地方自治体などの公共発注者には無償貸与し、「適性工期」の普及を図る。  日建連の建築生産委員会施工部会の木谷宗一部会長は、「これまでは、各社それぞれが実績ベースで厳しい工程をつくって、競争の中で短くなってきた。このソフトにより、どの程度の工期が適正なのか、共通の『ものさし』ができた」と意義を話し、「働いている人が自分の時間を持てるようにするのが大きな狙い」。  同ソフトの特長は、詳細な設計ができる前の企画段階から、工期を算定することができる点。細かい建物データがなく基本的な条件だけでも、一般的な条件を自動選択し、それを基に計算する。企画段階から工期が示せるため、適正な工期がより確保されやすい。  算出された工程表には「日建連適正工期」という表記が入り、週休2日などが確保された工期であることが一目で分かるようになっている。また、休日条件を「週休1日」などに変更するとこの表記が消えるようにも工夫されている。  ただ、今回開発したソフトは、ある程度の人手が確保しやすい都市部を前提に、適正な人員を算出している。そのため、ソフトが適正と考える人員の確保が難しい地方部の場合は、確保できる人員数に合わせた工期を計算する必要がある。日建連では今年度に「地方部での工事にも対応できるシステムにしたい。また、歩掛も定期的に見直す」と、今後もバージョンアップを続けたい考えだ。  同ソフトは、建築ソフトの「CostNavi」の改良版。同ソフトをすでに取得していて、保守契約を結んでいる場合は無料でバージョンアップも可能。また、今回新たに購入した場合も保守契約を行えば、バージョンアップは無料になる。注文は、同社(042-725-1766)まで。

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