業界記事

【直轄工事】 「橋梁補修工事」新設で細区分工種も

2018-12-13

 国土交通省は2021・22年度の工事競争参加資格審査申請時から、直轄工事における橋梁(鋼橋・PC)の補修工事に対応する「橋梁補修工事(仮称)」の工種を新設する。大規模維持更新時代を迎えるに当たり、適切な建設市場を形成する観点から新設するもので、工種新設の準備を行うため、19年度から2年間について橋梁補修工事は工種区分「維持修繕工事」で発注する。新設に当たり、建設業許可工事種別の設定や、同工事の完工高を細区分する「細区分工種」の検討も行う。
 発注に向けては、工事の難易度に応じた同種・類似実績および適切な地域要件の設定にも配慮する考え。併せて工事受注や総合評価の参加実績、地方自治体の受注実績といった競争参加資格審査に必要な技術評価点を算出する上での評価方法も検討する。
 国交省の直轄橋梁補修工事の発注件数は近年増加傾向にあり、内容に応じて「維持修繕工事」「一般土木工事」「鋼橋上部工事」「プレストレスト・コンクリート工事」のいずれかの工種で発注されている。16年度には地方整備局から4つの工種で211件の橋梁補修工事が発注されており、うち180件が維持修繕工事の工種だった。現状では発注される工種が複数あるため、工事・工種が異なると過去の工事成績が反映されない場合がある。
 

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