業界記事

【建設労働需給】 9月も鉄筋工(建築)で不足率大きく

2018-10-25

 国土交通省が9月に実施した建設労働需給調査の結果、過不足率は全国の8職種全体で2・2%の不足となり、前月から0・8ポイント不足幅が拡大した。8職種中、特に鉄筋工(建築)の不足率が引き続き最大で6・4%となっている。対前年比の過不足率でも鉄筋工(建築)の増加幅が最も大きい。職種別では全職種で不足傾向にある。  地域別では全ての地域で不足傾向にあり、前年同月比では四国の減少幅が最大だった。今後の労働者確保の見通しについては全国・東北地域ともに「普通」となっている。  残業・休日作業を実施している現場数は8職種で手持現場数の4・8%となり、前月と同じだった。主な理由では「前工程の工事遅延」「無理な受注」「天候不順」の順に多かった。

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