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　国土交通省が6月に実施した建設労働需給調査の結果、過不足率は全国の8職種全体で1・3％の不足となり前月から0・5ポイント不足幅が拡大した。8職種中、特に鉄筋工（建築）の不足率が最も大きく3・6％だった。対前年比の過不足率では鉄筋工（土木）の増加幅が大きくなっている。職種別では全職種で不足傾向にある。 　地域別では四国で過剰、東北で均衡、その他地域で不足傾向だった。今後の労働者確保の見通しについては全国・東北地域ともに「普通」となっている。 　残業・休日作業を実施している現場数は8職種で手持現場数の5・0％となり、前月と比べて0・5ポイント上昇した。主な理由では「前工程の工事遅延」「昼間時間帯時間の制約」「天候不順」の順に多かった。