業界記事

【マンション建替士】 初の試験は11月18日に

2018-04-10

 マンション建替推進協会(本部・神奈川県横浜市)は、「第1回マンション建替士」試験を11月18日に東京、横浜など全国7会場で実施する。老朽化が進むマンションが急増する中、さまざまな要因で困難となっているマンションの自主的な建て替えを推進するため、居住者を実務的な側面から支援できる人材の育成を目指すもの。申し込みは7月17日から10月12日まで受け付ける。  受験資格は、弁護士、司法書士、公認会計士、税理士、不動産鑑定士、一級建築士、土地家屋調査士、測量士、マンション管理士、宅地建物取引士、管理業務主任者。受験料は2万円。  国土交通省の推計では、2016年度末時点で全国に分譲マンションは約633・5万戸。うち築30年を超えるものが約172・7万戸あり、今後さらに増加する見通し。同協会ではマンション建替士の養成により、建物の老朽化とともに居住者の高齢化などで合意形成が困難とされるマンションの建て替えを推進する。今後、試験合格者を中心としたマンション建て替えに関する支援策や知識が習得できるセミナー、交流会の開催などの活動を計画している。  試験の詳細はホームページ(https://tatekaeshi.jp)を参照。

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