業界記事

【積算基準】 水文観測の4業務で標準歩掛を新設

2018-03-20

 国土交通省は2018年度から業務の積算基準等の見直しを行う。注目は水文観測業務で、設計業務等積算基準書における「調査・計画業務」に水文観測4業務の標準歩掛等を新設する。対象は「水文観測所保守点検業務」「流量観測業務」「水文資料整理業務」「水位流量曲線作成業務」となる。  設計業務等の標準歩掛については、路線測量と用地測量の歩掛で実態と差があるため、見直しを行う。路線測量の1㎞当たりの歩掛は、測量主任技師は現行通り0・6だが、測量技師は現行の12・4を14・3に、測量技師補は現行の14・1を16・1に、測量助手は現行の10・3を11・7に改定する。用地測量の1業務当たりの歩掛は、測量主任技師の現行1・0を1・1に、測量技師の現行1・0を1・6に、測量技師補の現行1・0を1・2に変更する。  橋梁設計(架設計画)は実態調査結果に基づく標準工法の改定を行う。鋼橋はトラッククレーンベント工法等、PC橋は固定式支保工架設工法等を標準工法とし、歩掛は、主任技師の現行0・2を0・4に、技師(A)は現行の1・4を2・0に、技師(B)は現行の2・6を3・2に、技師(C)は現行の2・2を3・8に、技術員は現行の1・0を0に改定する。  地質調査業務については、機械ボーリング関連で足場規格に高さ区分を設けるほか、現場内小運搬の規格細分化、電子成果品作成費や諸経費に関する規格・積算基準等の改定を行う。

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