業界記事

【試験】 土木施工管理1級「学科試験」合格者は初の女性5%超え

2017-08-17

 全国建設研修センターは2017年度の1級土木施工管理技術検定試験「学科試験」の合格者を発表した。7月2日に全国13地区32会場で3万4629人が参加した試験の合格者は2万2930人。合格率は66・2%だった。近年、女性技術者の合格者比率が増加傾向にある中、本年度は女性の比率が初めて5%を超えるとともに、12年振りに1000人を超える1136人を記録した。  合格者のうち、知事許可土木が45・2%、大臣許可土木が25・5%を占めた。学歴別では高等学校が41・3%、大学が35・7%、短大・高専が12・0%、中学校が10・3%。今回の合格者のうち、2級土木施工管理技術検定合格者の割合は49・1%だった。  「学科試験」の合格者は10月1日に実施する「実地試験」の受験資格を得る。「実地試験」に合格し所定の手続きを経て、技術検定合格証明書が交付された後に「1級土木施工管理技士」と称することができる。

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