業界記事

【舗装マネジメントを考える③】 「点検の効率化を実現」特別講演/㈱東芝インフラシステムソリューション社社会システム事業部参事・熊倉信行氏

2017-04-10

〈3月10日のセミナーから〉  弊社の道路舗装ひび割れ解析技術とサービスの概要は、市販カメラを乗用車に設置し撮影した画像を解析して、自動的にひび割れ率を算出するというものです。解析サービスの標準提供品は、帳票A形式と呼ばれる区間ごとにひび割れ率を算出した、エクセル形式の一覧データ、またシェープファイル形式のGISデータと一定間隔の解析画像の提供となります。  ユーザーの皆さんの意見より、①舗装の劣化の進行度を見たいという方が多いため、弊社のサービスも再現性を重視したものになっております。具体的には同じ映像を解析した場合、解析結果が同じになるような仕組みになっています。②GISの活用により、位置を基準に管理することで路線の意識をせずに実現可能です。さらに解析画像表示による直感的な把握が可能になります。これにより事務所で大まかな状況把握が可能となり、職員が現場に行く回数を減らせるため、職員負担軽減につながります。また、関係者の情報共有も容易に図ることができます。  一方、市販カメラを活用するための課題として、季節や天候、時間などの周囲環境による影響が挙げられます。ただしこれまでの実証実験で、ひび割れ率を3段階程度に分類するレベルであるならば、問題はないことが分かりました。  本セミナーの主催者でもある全国地域活性化支援機構の会員と連携して31の自治体で実証実験を実施いたしました。このうち直接ご意見を伺った23の自治体では、「すぐにでもやりたい」が30%、「様子見」44%。「関心なし」26%という結果でした。自治体の意見、機構会員の要望では、「費用・リードタイム」についてほぼ満足、「可視化による現状把握」は特に職員の負担軽減面では有効と評価をいただきました。一方、懸念事項としては、「この方式による結果で修繕の補助申請が通るのか」、「周囲環境の影響を受け、解析にばらつきがある」との意見が出ました。  本サービスの特徴をまとめますと、「道路管理者・道路点検業者の解析作業の効率化の実現」、「簡易的な路面調査で、点検できていない道路の状態把握」、「可視化による全体を俯瞰したアセットマネジメントを支援」がポイントになります。

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