業界記事

車止めに「間伐材」利用/新井土木㈱が金属製品盗難防止策で

2007-07-12

 常総市の新井土木㈱(同市大房27、新井淳一社長)では、国土交通省下館河川事務所(筑西市二木成1753、成田一郎所長)発注の河川維持工事において、現場を担当する鎌庭出張所とタイアップし、多発する金属製車止めの盗難再発防止策として、茨城県産スギの間伐材を利用した車止めを鬼怒川、小貝川の堤防などへこれまでに20基を試作的に設置した。
 
 この車止めは、河川敷へのゴミの不法投棄防止や遊歩道、サイクリングロードなどへの車の進入を防ぐために設けられ、下館河川事務所が管轄する鬼怒川、小貝川の堤防約180㎞区間に約460基の金属製車止めが設置されている。
 ところが最近の金属製品の高騰によりステンレス製の車止めが盗難され、多大な被害を受けている。平成15年から現在までに125基が盗まれ被害額は約1100万円にのぼる。
 そこで、茨城県産の間伐材(スギ)を用いた車止めを手作りで作製。盗難が多発した下妻市鎌庭地内等の鬼怒川沿い8カ所に20基設置した。費用は従来に比べ約10分の1、夜間でも確認できるよう反射テープを貼付した。
 金属製から間伐材を利用したことで盗難の再発防止に加え地球環境の保護、コスト削減、景観などにも考慮されている。
 鎌庭出張所では、「景観的にも良い」と地域から好評を得ていることから、今後も状況をみて取り組んでいく考えだ。 


【写真=茨城県産スギの間伐材で製作した車止め。鬼怒川沿い8カ所に20基を設置した】

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