業界記事
給食センター移転改築/今夏にも工事発注
2006-04-25
結城市は、学校給食センターの移転改築工事について夏ごろを目途に発注する見通しだ。現在、事業費や具体的な整備計画について県との協議を重ねている。新たに整備する給食センターは、第1工業団地内。建物は、RC造2階建てで1階部分に調理室、2階には職員用休憩室などを配置する。実施設計は、(株)フケタ設計が策定した。事業費については、今年度予算に学校給食センター施設整備事業費全体で10億7182万5000円を計上している。
建設地は、若宮11-16ほか。各小中学校への配送距離や周辺道路の整備状況から工場が数多く立地する第1工業団地内に決定したもの。
計画では、センターの什器の老朽化に加え、狭隘な施設が調理作業への支障をきたしていることから衛生面や調理機能の効率化を考えて、移転改築工事を進める。
昨年、建設地の地質調査を旭日技研に委託。地盤など耐震面でも問題がないとの結果が出た。
新たに整備する給食センターはRC造2階建ての規模。1階部分には給食の製造を行う調理室や洗浄室などを配置。そして、2階に職員用の休憩室や会議室を設ける。一日当たりの調理能力は、約5000食を予定している。
施設の建築面積は1階が1634㎡、2階402㎡の計2036㎡。基本及び実施設計は、(株)フケタ設計が策定した。
センターでは、具体的な入札時期などは未定としているが、工事期間を考慮して夏ごろにも発注する見通しを示している。工事は、建築のほか、附帯施設や排水処理、外構もあわせて実施する。工期は、18年度末までをみている。
現在の学校給食センター(結城8522-14)は、昭和47年に建物が完成。翌48年5月から調理業務を開始している。
敷地面積は、2602・11㎡でRC造一部2階建ての規模で、1階に調理室や事務室、休憩室を備えている。
事業費については、今年度予算に学校給食センター施設整備事業費全体で10億7182万5000円を計上している。
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