業界記事
行政評価/19年度から/指定管理者導入は検討
2006-04-21
美里町は、行政改革集中改革プランをまとめた。17年度を基点として、おおむね21年度までの計画としている。主な内容は、事務事業の再編・整理、廃止統合、指定管理者制度の活用を含む民間委託などの推進、経費節減などの財政効果などを掲げた。
過去の歳出推移を見ると、工事費など社会資本整備に要する投資的経費は、15年度をピークに予算規模の減少や義務的経費の増加などの影響で減少傾向となっている。
プランにおける具体的施策では、事務事業について、行政評価システムの導入に向け動き出す。
18年度は、評価指標の設定基準などシステム確立に向けた調査・研究を進める。導入は、19年度を目途としている。
民間委託などの推進では、行政サービスの低下を招かないよう配慮しつつ、業務のさらなる効率化を図るため、民間委託の活用、官業の民間開放の検討を行う。
公共施設の状況は、1カ所にほぼ集中して立地しており、一部を除き直営で包括的に管理運営している状況。また、2施設は、庁舎としての機能も併せ持った施設となっている。
これら施設状況から当面は直営により運営を行うとし、効率的な管理運営方法について、指定管理者制度を含め、逐次検討を進める。
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