業界記事

農業用水路の機能診断/官民連携でシステム開発

2006-04-20

 独立行政法人農業工学研究所(宮本幸一理事長)と新技術共同研究開発組合(日本工営(株)ら)は、共同研究で農業用水路の機能診断システムを開発した。同研究は農林水産省の補助事業「官民連携新技術研究開発事業」によるもの。
 新開発のシステムは、複数の非破壊調査を走行しながら連続的に行うもの。調査は壁面撮影、覆工背面探査、断面形状測定などを実施する。短時間で水路機能の診断に必要な情報を得ることが可能となっている。
 壁面撮影はレーザーとラインカメラの2方式を採用。表面を高解像度で撮影し微細なクラックなどの変状を抽出する。
 覆工背面探査には位相検出型電磁波レーダを採用、従来に比べ覆工巻厚や空洞等を確実に特定する。
 また地山貫入試験器、レーザ式内空断面測定器なども装備しており、背面地山状況や断面形状も調査する。
 調査によって得られた情報は、照合分析により総合診断する。調査結果はすべて電子情報としてデータベース化されるため、効率的な水路機能診断及び維持管理に役立てることができる。
 農業用水路の維持管理は、断水期間が短く制限される。このため、迅速に調査できるシステム開発が望まれていた。同システムは今年2月に運用を開始しており、全国の農業水利施設の効率的な維持管理の手法として期待されている。
 問い合わせ先は、独立行政法人農業工学研究所研究所・施設機能研究室(電話029-838-7573)。

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】9時30分~18時30分
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野