業界記事
旧奥久慈ホテルを解体/河川公園整備に向け
2006-04-19
久慈郡大子町は、旧奥久慈グランドホテル跡地の河川公園整備に向けて、同ホテルの解体工事を今年度に実施する。5月の連休明けにも設計業務を委託し、8月下旬にも指名競争入札で工事を発注する見通しだ。その後、9月定例議会の議決を経て着工となる見込みで、年度内に完了させる方針。19年度には、単年度で河川公園整備を実施する。今年度当初予算には、設計委託料に300万円、工事費に8561万円を計上している。
旧奥久慈グランドホテル(大子地内)は、町役場東側の久慈川と押川の合流点に立地する。昭和42年に開業し、同51年に建物を増築した。
現在の施設規模は、SRC造7階建て延べ512・36㎡で、敷地面積は4427㎡。
後継者がいないことなどから6年前に廃業し、裁判所の競売にかけられていたところを昨年11月に町が購入。建物を取り壊して、跡地に町のイベント会場などとして利用できる河川公園を整備することになった。
町では、国のまちづくり交付金を活用し、JT跡地を利用した「大子駅前周辺整備」や国道461号の湯の里大橋から常陸大子駅前を結ぶアクセス道路などと併せて、一体的に整備を進めていく方針。
今後、5月の連休明けにも解体工事の設計業務を委託し、8月下旬にも指名競争入札で工事を発注する見通し。
工事は議会案件となるため、9月定例議会の議決を経て着工となる見込み。
工期は12月末頃を予定しているが、設計段階で詳細を決定していく。
19年度には、単年度で河川公園整備を実施する予定。
今年度の当初予算には、設計委託料に300万円、工事費に8561万円を計上している。
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