業界記事

建築工事は指名競争で/消防拠点施設新設

2006-04-12

 日立市は、消防拠点施設新設事業で、本体工事の入札を来月8日に予定している。建築・電気設備・機械設備の分離発注となり、電気・機械設備は7日に一般競争入札を公告。市内電気Aの3者または4者、市内管Aの2者または3者でJV編成を促している。建築については、市外業者も含めた指名競争入札で発注する。19年度までの継続で建設を進め、20年4月の開庁を目指す。今年度当初予算には、2カ年の継続費に16億8400万円を設定している。
 既存の合同庁舎は、昭和37年11月にRC造3階建て延べ1727・58㎡(建築面積668・46㎡)で建設された。その後、増設や修繕工事などを繰り返してきたが、老朽化が著しいことなどから移転改築するもの。
 建設地は、市役所に近い神峰町地内の桐木田市民広場で、敷地面積は約2・2ha。
 基本・実施設計は、昨年度に(株)日立建設設計(東京都千代田区麹町)に委託して策定した。
 新施設は、庁舎棟(RC造地下1階地上3階延べ約3400㎡)をはじめ、車庫棟(RC造地下1階地上1階建て延べ約1700㎡)、訓練棟(A棟がRC造6階建て延べ約410㎡、B棟がRC造1階建て延べ約120㎡)で構成される。
 このうち庁舎棟は、地震の揺れを軽減する免震構造とし、県内の消防庁舎では初となる。
 庁舎棟は、地下1階と1階を消防署機能とし、地下1階には食堂・休憩室やトレーニング室、1階には消防署事務室や仮眠室を配置。2階と3階は本部機能とし、2階に本部事務室や指令室、3階に各種訓練指導・防災学習室や災害対策本部支援室を配置。1・2階には、消防の歴史等を展示するスペースも確保する。
 車庫棟(耐震構造)は、普通車両と緊急車両の車庫を完全に分離し、地下1階に普通車両用車庫、地上1階に緊急車両用車庫を設置する。
 緊急車両用車庫は、6号国道側に面しており、ポンプ車や工作車、はしご車など緊急車両8台を配備。
 普通車両用車庫は、緊急車両以外の車両12~13台をピロティ部分に集約し、防災備蓄倉庫をピロティ部分と一体的にグラウンドに面して配置。1階には火災原因調査研究室も設置する。
 訓練棟(耐震構造)は、複雑多様化する災害に対応するために様々な訓練を行うものとし、1階には燃焼実験室も設置。
 このほか屋外には防災広場を設け、ヘリポートも整備する。
 工事の発注は、建築・電気設備・機械設備の3件分離で行う。電気設備・機械設備については、7日に一般競争入札を公告しており、市内電気Aの3者または4者、市内管Aの2者または3者でJV編成を促している。建築については、市外業者も含めた指名競争入札で発注する。3件とも今月24日に現説を実施し、来月8日に入札を行う。
 いずれも議会案件のため、6月議会後に本契約を結び、着工する見込み。
 19年度までの継続で建設を進め、20年4月の開庁を目指している。
 今年度当初予算には、継続費に16億8400万円(18年度に4億5307万2000円、19年度に12億3092万8000円)を設定した。

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