業界記事
中心市街地が有力/(仮)将門館候補地
2006-04-11
坂東市は、(仮)将門館建設事業について建設地の選定作業を進めている。中心市街地を第1候補として協議を進めており、今年度内には用地買収や基本設計の策定に着手したいと考えている。基本計画については(株)都市研(東京都新宿区)がまとめた。
(仮)将門館建設事業は、中心市街地の賑わいを取り戻すため平将門にゆかりにある品や資料、写真などの展示をする施設の建設を進めるもの。
館内には資料展示室のほか、会議室や資料保存室、地域住民らが郷土の伝統として行っている太鼓の練習場の整備も予定している。
用地選定については、地元市民や各種団体の代表など21名で組織された建設検討委員会を発足した。中心市街地を第1候補として建設地や整備計画などの協議を行ってきた。しかし、延べ1100㎡程度の施設規模や来館者用駐車場の確保の面で用地選定が難航している。
また、当初計画していた将門まつりで使用される山車の展示については見送る方針となっている。
建設に係る事業費や建物の規模、人件費といった基本計画を(株)都市研に委託して進めている。
市では今後、建設地を決定した上で、年度内には用地買収や基本設計の策定に着手したい意向だ。
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