業界記事
東洋建設で着工へ/保育所「ふたばランド」
2006-04-11
(福)双葉福祉会(浅田精利理事長)は、牛久市の民間保育所「ふたばランド」新築工事の施工業者を東洋建設に決めた。同社の落札額は税抜き2億4800万円。先月31日の指名競争入札(入札予定欄に参加者)で選定したもの。若干の設計変更などを経て、近く着工する。
建設予定地は常磐線沿いの牛久市中央5-5-2、3、4の3筆で、敷地が2690㎡。周辺には三越ギフトハウス、牛久セレモニーホール、公園が立地している。
設計は、環境デザイン研究所(東京都港区六本木)が担当。
それによる規模はW造一部2階建て延べ約990㎡で、定員が120名。
入札に際し、1JVを含む5社を指名したが、1社が辞退し4社が参加。執行後、東洋建設に決まった。
設計変更など若干の手直しを経て、近く造成を行う方針。その後、本体工へと進み、19年4月の開所を目指す。
総事業費は2億8000万円で、このうち交付金1億3462万2000円が国や市から補助される見通し。
「ふたばランド」の建設にあっては、市内に保育所が少なく、待機児童が多いことから、緊急性を踏まえて市が民間事業者を公募。その結果、学校法人双葉学園で進めることになっていた。
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