業界記事
7月頃にも本体工発注/玉造中学校校舎改築工事/総事業費は約21億円
2006-04-05
行方市は、今年度の重点事業として玉造中学校施設整備事業の本体改築工事に着手する。17年度には、すでに基本・実施設計を(株)横須賀満夫建築設計事務所(水戸市)に委託し策定。今年度は、校舎棟の本体改築工事及び外構工事等を行うほか、防音併行工事設計に着手する。今後の予定では、7月頃にも一般競争入札を行い発注する見通し。工事は、18・19年度の2カ年継続で、工期約15か月で施設完成を目指す方針。今年度予算で、18・19年度の2カ年継続費合計21億8180万2000円を設定している。
玉造中学校は、昭和40年度までに現在の玉造甲2807地内に建設された。
既存校舎の規模は、RC造3階建て延べ5154㎡。また、体育館は、RC造平家建て延べ939㎡となっている。
今回の事業では、施設老朽化に伴い校舎棟1棟を改築する。
文部科学省と防衛庁の補助事業を導入して、平成18・19年度の2か年継続事業で実施する。
建設する位置については、現在の敷地内へ改築するものとし、新校舎の構造規模は、RC造2階建て、建築面積4437・86㎡、延べ6309・31㎡で計画。
校舎内部は、各学年4クラスを2階に配置し、1階には特別教室を配置する。
これまでの事業経過では、市町村合併前の旧・玉造町で全面的な改築が計画され、15年度に基本構想を(株)計画行政研究所(東京都)で策定。17年度には、基本・実施設計を(株)横須賀満夫建築設計事務所(水戸市)でまとめた。
校舎の本体改築工事については、18・19年度の2カ年継続事業で実施する予定で、今後、7月か8月頃を目途に一般競争入札を行い、工事発注する見通しだ。
工期は、約15カ月間を見込んでいる。
また、講堂及び体育館の新築工事も予定しており、19年度に着工するほか、20年度には外構工事の実施を予定している。
なお、18年度予算の中で18・19年度の2カ年継続費として総額21億8180万2000円(18年度6億2527万9000円、19年度15億5652万3000円)を設定。本体改築工事及び外構工事等に6億310万3000円、防音併行工事設計及び工事監理等委託費に2217万6000円を計上している。
一覧へ戻る