業界記事

入職促進へ4月からHP開設

2023-03-31

 埼玉県建設産業担い手確保・育成ネットワーク(会長=星野博之埼玉県建設産業団体連合会長)の2022年度総会が29日、さいたま市内の埼玉建産連研修センターで開かれ、2023年度の事業計画のほか、入職を促進する「埼玉県建設産業就活サポート」のホームページ(HP)を4月1日から本格的に開設することが承認された。
 同ネットワークは、建設産業団体や行政、教育機関などおよそ40団体で構成。今回の総会は4年ぶりに対面での開催となった。あいさつで星野会長は、同ネットワークについて「建設産業界の最大の課題は、技術者や職人の高齢化が進む中での担い手確保・育成。この課題を少しでも改善していこうと、このネットワークは2016年に発足した。しかし、同ネットワークの設置期限は昨年度までだったことから、昨年度にこのネットワークを今後どうしていくかを関係者で議論した結果、産官学が連携して担い手確保・育成に向けて取り組みを進めていくことは重要」との認識を示した。活動期限についても前回の総会で、2024年度まで延長。星野会長は「予算がない中、メンバーの協力を得ながら活動を続けていく」と述べた。
 総会では、2023年度の実施計画やHPの作成について了承された。HPは、明日4月1日に本格的に開設する運びとなった。このHPは、県内の建設産業に関する情報を1カ所で確認できる情報発信サイトとして、また入職を促進するHPとして開設準備を進めていたもの。予算をかけず、建産連事務局が中心となり「手作り」で作成した。内容は、「知りたい(建設産業の魅力)、体験したい(研修・イベント情報)、働きたい(求人情報)」別に、構成団体の情報などさまざまなコンテンツで構成されている。ホームページのアドレスはhttps://ninaite-nw.space/
 また総会では、県土整備部建設管理課の天野圭太主幹が「県内建設業の働き方改革の推進について」をテーマに、担い手確保・育成に係る取り組みを説明した。

写真=白石常務がHPの内容を説明した

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