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上越総合病院増築に8・4億計上 新潟医療センター改修など盛り込む/JA新潟厚生連23年度事業計画

2023-03-31

 新潟県厚生農業協同組合連合会(JA新潟厚生連、新潟市中央区)は、2023年度の事業計画を明らかにした。新年度は上越総合病院で透析棟の増築工事を計画するほか、新潟医療センターや佐渡総合病院で改修工事を進める。

 上越総合病院では、上越地域の透析提供体制の課題解消のため透析棟を増築する。23年度予算に工事費8億4147万5000円を付け、透析関連機器一式購入に2億860万円を盛った。4月の工事着手、24年3月15日の完成を目指す。施設規模はRC造2階建て、延べ床面積1942・18㎡、建築面積981・71㎡。場所は上越市大道616地内の敷地面積4万1736・14㎡。施工は田中産業が受注。設計はJA設計(東京都)が担当した。また同病院では、無停電電源装置更新工事費に2300万円、透析棟ネットワークLAN配置工事費に1400万円を充て工事を行う。
 新潟医療センター(新潟市西区)においては、23年4月に介護老人保健施設を介護医療院に転換し、23年度中に医療需要に見合った適正な病床数に転換することから内部の改修工事を計画。A棟改修に1億3080万円、B棟改修に6913万円、昇降機更新工事に4100万円、C棟屋上看板改修工事に1500万円、小荷物専用昇降機更新工事に460万円の計2億6053万円を投じる。
 このほか、佐渡総合病院の内部改修工事費として3000万円、豊栄病院の自動火災報知設備更新工事費に1800万円、柏崎総合医療センター第5病棟浴室改修工事費に1173万円、糸魚川総合病院空調遠隔制御器更新工事費に1000万円、けいなん総合病院GHPエアコン更新に943万円などを充てる。
 施設整備では、土地・建物・建物附属設備・構築物に12億1816万5000円、器械備品に18億5388万5000円、車両・無形固定資産に10億313万2000円の事業費合計40億7518万2000円を盛り込む。

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