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川越地区消防組合が2023年度当初予算を公表

2023-03-30

 川越地区消防組合(管理者=川合善明川越市長)が2023年度当初予算を公表した。一般会計総額は前年度比7・3%増の59億2467万4000円となった。消防局庁舎建設事業費に、造成工・本体工の費用など合わせて62億950万円の3カ年継続費を設定。川越地区消防局・川越北消防署(川越市神明町48-4)の移転建て替え計画を推進する。
 老朽化や狭あい化、バリアフリー化への対応を目的として、現施設を川越市御成町地内の新敷地へ移転・再整備するもの。本年度は敷地の造成工事を関東建設(川越市)が受託した。
 事業費内訳は庁舎棟整備などの関連費用が計47億6610万円(23年度4億6940万円、24年度24億1930万円、25年度18億7740万円)、造成などが計14億4340万円(23年度8800万円、24年度10億3170万円、25年度3億2370万円)。
 19年に策定した基本計画では、22年4月より3年間で庁舎を建設、25年度から供用開始するスケジュールを想定していた。新たな事業進行の予定は4月以降に公表する見通し。
 建設予定地の敷地面積は約2万5000㎡。国道254号宮元町交差点東側に当たる。新施設には庁舎棟のほか、訓練塔、屋外訓練場、ヘリポートなどを配置する計画。床面積は庁舎棟5450㎡程度、訓練塔1070㎡程度となる見込み。
 実施設計は過年度、安井建築設計事務所東京事務所(千代田区、℡03-3268-1152)が担当した。
 現施設は本庁舎棟(1974年完成)と増築棟(92年建設)の構成。新施設への機能移転後、別途で解体する。施設規模は本庁舎棟がRC造3階建て、延べ床面積1516・69㎡。増築棟についてはRC造3階建て、延べ床面積720・97㎡の規模。敷地面積は4078・26㎡となっている。
 当初予算ではこのほか、川越市消防団車庫建設工事9435万5000円、消防庁舎改修工事5536万3000円などを盛り込んだ。

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