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25年度に設計着手/第三中校舎建替で37.5億円/工事は28年度から3か年/習志野市

2023-03-30

 習志野市は第三中学校の建て替えに向け、2025年度に設計に着手し、28年度の着工を目指す。工事期間は3か年の見込み。総事業費は37億4700万円の想定。建て替えの対象となる建物などは、25~30年度を期間とする第3次学校施設再生計画の中で示す。
 第三中学校は、袖ケ浦4―3―1に所在。敷地面積は2万9703㎡。
 建物は▽校舎1=RC造3階建て、延べ床面積2467㎡、1967年度建築▽校舎2=RC造3階建て、延べ床面積2809㎡、72年度建築▽校舎3=RC造4階建て、延べ床面積1623㎡、76年度建築▽校舎4=S造2階建て、延べ床面積334㎡、98年度建築▽体育館=S造3階建て、延べ床面積1913㎡、78年度建築――など。
 校舎1と校舎2における構造躯体のコンクリート圧縮試験結果が20N/mm2未満となったことを受け、2020~25年度を期間とする第2次学校施設再生計画において、長寿命化改修は困難と判断。校舎の耐用年数である27年を基準に建て替えを行うとした。
 なお、第三中学校を含む袖ケ浦3丁目ほかの面積約40・5haは、「住宅市街地総合整備事業整備計画」において、整備地区・重点整備地区に指定されている。同地区内の袖ヶ浦団地約22・2haでは、団地再生を計画し、第三中学校等の建て替えと併せて、新たな世代の呼び込み、ミクストコミュニティの形成、周辺地域活性化の促進、災害に強い居住環境の形成などを図ることとしている。

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