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高山村（後藤幸三村長）は28日、２０２３年度当初予算を明らかにした。小規模農村整備事業６６５９万１０００円で原堂山地区の農道整備工事などを実施するほか、土地開発事業特別会計で計上した五領下ノ宿地区宅地造成測量設計委託料１３５０万円などを計上している。
一般会計予算総額は30億１４９７万１０００円。普通建設事業費は２億７０１５万円で前年度比22・１％の減。給食センター施設改修事業などが完了したことが要因となっている。
小規模農村整備事業は原堂山地区農道整備工事３１５６万円のほか、熊野地区の法面整備工事１０６９万６０００円、原本宿地区の農道整備工事１２８９万円などに予算を配分。また、判形地区および梅沢地区で水路整備工事に向けた設計委託料も計上している。
五領下ノ宿地区の宅地造成は、約４５００㎡に宅地の分譲地を整備するために詳細設計を計画。同地区の用地取得費に１６５０万円も充てている。
この他、土木に関する事業としては、橋りょう長寿命化事業５２２６万円で、向井橋と菅田橋の補修工事を計画。また、３橋程度を対象とした補修設計委託などを予定している。
教育関係では、小学校施設管理事業エアコン設置工事費７４８万１０００円、中学校施設管理事業エアコン設置工事費１０２９万７０００円を計上している。