業界記事

県土整備部長に椎葉氏/2023年度の組織体制と人事異動

2023-03-25

 県は、2023年度の組織体制と人事異動(4月1日付)を23日に発表した。人事異動のうち幹部職員では県土整備部長に椎葉秀作氏、企業局公営企業管理者に村松稔氏、環境・エネルギー部長に関尚史氏を起用。また、新たに設置される観光文化・スポーツ部の部長には落合直樹氏を配置する。組織再編では、県土整備総務課に「リニア整備推進室」が設置される。
 部局長の主な新任は知事政策局長、県土整備部長、環境・エネルギー部長、会計管理者。留任は林政部長、農政部長、防災局長、総務部長。これまでの成果拡大と、業務継続性を配慮して、14人中4人が留任となった。
 県土整備部の組織再編では、県土整備総務課に「リニア整備推進室」を設置する。リニア中央新幹線の早期開業やリニア駅周辺整備の検討、用地取得等を効率的に進め、リニア用地事務所も同部に移管する。
 また、下水道を含む治水対策を一体的に推進するため、下水道室を都市計画課から治水課に移管する。景観づくり推進室は、県土整備総務課から都市計画課に移管して、名称を「景観まちづくり室」に改める。
 新たに設置される「観光文化・スポーツ部」は、観光文化部とスポーツ振興局が統合となる形だ。
 知事政策局の機能強化として、富士山登山鉄道構想の検討を含め、新たに「富士山登山鉄道推進グループ」を設置する。リニア未来創造局の業務を同局に移管して「リニア未来創造・推進グループ」および「二拠点居住推進グループ」を設ける。
 県の組織改正では、県民の生活基盤を強く、安心なものとする「ふるさと強靱化」を図り、国内外に開かれた「開の国」づくりのための改正と職の設置を行う。

【写真=椎葉県土整備部長、村松公営企業管理者、関環境・エネルギー部長、落合観光文化・スポーツ部長】

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】10時~18時
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野