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2022年度災害対応功労者に感謝状
2023-03-24
北陸地方整備局は22日、本年度の災害対応功労者感謝状贈呈式を挙行し、8月の豪雨や12月の大雪など2022年度に発生した災害への対応・支援に尽力した9団体、65社および防災エキスパートに感謝状を贈呈した=表=。
内藤正彦局長は「災害発生直後の混乱する中、昼夜を問わず最前線で活動いただいた。雪の対応では寒い中での対応となった。皆さまの尽力にあらためて感謝申し上げる」と謝意を述べ、「建設産業をはじめとする地域の団体、企業の皆さまが、緊急対策や自治体支援などに活動いただき、地域の安全・安心の守り手として無くてはならない存在。災害時に、皆さまが果たす社会的役割は非常に大きい。今後も皆さまと連携して取り組んで行きたい」とした。
本年度の災害のうち、6月に発生した能登地方を震源とする地震では、被災状況調査や珠洲市、能登町からの要請で橋梁の被災状況調査を支援。
8月の豪雨では国道土砂への対応、応急復旧、土砂災害調査への航空レーザー測量に尽力したほか、新潟県、石川県からの要請によりポンプ車での緊急排水や側溝清掃、給水支援に当たった。
12月の大雪ではスタック車両による大規模な車両滞留を解消するため、集中的な除雪や滞留車両の移動に加えて、交通規制の支援、車両滞留状況の調査、滞留車両への支援物資の配布などを行っている。
【写真=代表者に感謝状贈呈】
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