業界記事

県浦和競馬組合・念願の薄暮照明点灯/施工各社に感謝状

2023-03-23

 県浦和競馬組合は20日、浦和競馬場内のウイナーズサークルで薄暮照明点灯式を開催した。点灯式後の午後6時20分発走の第12レースでは、照明に照らされた中で、競走馬が走路を疾走した。当日は先着1000人に薄暮照明を記念したボールペンがプレゼントされるなど、多くのファンでにぎわった。
 点灯式で、管理者の大野元裕県知事は「浦和競馬は本年、75周年を迎えることとなった。そして今日は浦和競馬念願の薄暮照明の点灯と相成った。これまで季節によって発走時間やレース数が異なっていたが、今日から年間を通じて1日12レースを開催させていただくことになった。これまで以上に迫力あるレースをお届けすることができるので、ぜひとも薄暮レースをお楽しみいただきたい」とあいさつした。
 第12レース終了後、3号スタンド4階にて記念式典が行われた。大野知事のあいさつ後、施設管理課の飛塚博史課長が照明設備の概要を説明。照明柱はRC造(杭基礎)、高さ18m(一部20m)で計40本。照明器具はLED223台(岩﨑電気製)、工事費は約11億円となったことなどを紹介した。工事は、電源設備を浦和電気工事、設備が積田電業社、建築は1工区が斎藤工業、2工区についてはスミダ工業がそれぞれ担当。各社に対して、大野管理者から感謝状が贈呈された。設計は日本設計が行った。
 来場したファンは「もともと走路との距離が近くて臨場感があるが、照明に照らされた競走馬が躍動する姿は幻想的だった。通年ではくぼ開催となることで、より多くのファンで盛り上がるといい」と話していた。

【写真=大野知事、照明のスイッチが押された、照明設備が点灯したコース】

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