業界記事

豊積橋南で道路改良を/道路交通円滑化・安全委開く/甲府河川国道など

2023-03-21

 第25回山梨県道路交通円滑化・安全委員会が県立図書館で14日に行われた。国や県、学識者、道路利用者などが参集。議事では渋滞対策と交通安全対策に分けて、県内道路の渋滞に係る対策や検討状況を報告。渋滞対策のうち国道140号豊積橋南交差点では本年度に用地測量と用地買収を行い、新年度は道路改良工事を予定する。国道20号大月市立病院交差点付近では、新年度に対策を実施するとした。
 会の冒頭に甲府河川国道事務所の留守洋平所長は「前回までのご協議を踏まえた取り組みと対策、さまざまなデータを用いた分析を紹介いたします。本県の特性は甲府市中心部や観光シーズンにおける観光地の渋滞発生が多く見られる。会では効果的な対策を考えて、安全で快適な道路網を築いていきたい」とあいさつした。
 議事に移ると、要対策箇所となっている国道139号のサンスポーツランド入口(都留市)と勝山交差点(富士河口湖町)の2カ所について、自治体や道路管理者などに実施したヒアリング調査を報告した。商業施設の出入での渋滞発生や春夏の観光シーズンに限り低速状態が発生するなどの声を受け、事務局側は課題あり(経過観察)とする方向と説明した。
 国道140号と甲府中央右左口線が往来する中央市の豊積橋南交差点では、北側からの流入交通が混雑して、滞留スペースが不足しているという。対策として、北側へ新たに右折レーンの設置や、信号現示の調整を行うことで混雑の緩和を図るとした。本年度は用地測量と用地買収を行い、新年度には道路改良工事を実施する予定と説明した。
 また、全国利用者会議から渋滞対策の要望があった県内110カ所のうち、国道20号の大月市立病院交差点付近において、事務局側から新年度に対策を実施する予定箇所と説明があった。

【写真=渋滞対策と交通安全対策に分け審議】

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