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下仁田町（原秀男町長）はこのほど２０２３年度当初予算を示した。橋梁補修設計等業務委託料に６１８８万円を計上。４橋の補修設計と１５０橋を対象に橋梁点検を行う。この他、馬山多目的集会施設建設工事費に５３００万円、過疎道路（基幹）整備丈量測量・設計業務委託料には２４８５万円を盛り込んだ。
一般会計の総額は前年度比０・２％減の48億８００万円。普通建設事業費は２億７００６万９０００円で前年度比22・８％の減となった。
橋梁補修設計等で補修設計を行うのは◇１０２５号橋◇４０６１号橋◇４０８３号橋◇３０８６号橋－の４橋。補修工事内容は設計で検討する。
馬山多目的集会施設の建て替えは地元から要望が上っていたことから計画。設計は匠設計（下仁田町）に委託した。既存施設（馬山２７４９）はＷ造平屋、床面積１９８・45㎡。内部には大広間や研修室、調理室、男女別トイレが配置されている。新施設はＷ造平屋を想定、床面積は設計で検討中。
過疎道路（基幹）整備丈量測量・設計は、町道２２８１号（諸沢）線を対象に行う。同線は道路拡幅改良工事を計画。延長約３００ｍ区間を対象に実施する。このほか、芦野平トンネルと妙義隧道の点検も実施する。
道路台帳電子化業務は町道、農道、林道のマイラー原図等を電子化する。委託料に５００７万２０００円を確保した。
県単林道改良工事は◇林道稲含高倉線＝舗装工事等◇林道七久保橋倉線＝舗装工事◇林道東平線＝道路改良工事－の３路線を対象に行う。東平線の道路改良工事では、既存の無名橋をボックスカルバートに転換する。３路線合わせた工事費として２３５０万円を確保した。
県単林道改良事業測量設計積算業務は◇林道稲含高倉線◇林道七久保橋倉線◇林道東平線◇林道奥山六車線－を対象に行う。委託料に６５０万円を計上した。稲含高倉線、七久保橋倉線、東平線は積算業務を委託する。奥山六車線については、既存の無名橋が点検の結果、Ⅲ判定となったことを踏まえ補修設計のみを行う。
国庫補助事業を活用して行う橋梁補修工事は小河原橋と３００７号橋を対象に実施する。工事費１２２４万３０００円を計上した。町単独事業で行う橋梁補修工事は４１０９号橋で実施する。工事費に５５０万円を確保した。
この他◇過疎道路（基幹）整備道路改良工事費＝２２００万円◇荒船風穴落石対策工事費＝７６７万６０００円◇地域防災計画改正版作成委託料＝４８０万７０００円◇一般町道改良測量設計業務委託料＝２２０万円－などを盛り込んだ。