業界記事

29年度に武道館で/新治トレセンは25年度

2022-12-08

 土浦市はスポーツ施設の長寿命化計画に基づき、2025年度に新治トレーニングセンターで、29年度に市立武道館で、それぞれ長寿命化改修工事に取り掛かる見通し。概算工事費は新治トレーニングセンターが8785万4000円、武道館が6575万9000円。また川口運動公園の野球場では、23年度にスコアボード更新工事、25~26年度に屋根設置工事を計画している。概算工事費については、屋根が6億8300万円で、スコアボードが2億3870万円。
 新治トレーニングセンター(藤沢990)は1984年築、RC造2階建て、延べ1424㎡。外壁と電気設備で広範囲に劣化が見られる。
 築40年を迎えることから、2025年度に長寿命化改修工事を行う。概要は屋根長尺横葺きの塗り替え、外壁複層塗材の撤去・新設、外部鋼製建具の修繕、内部建具の交換、内装仕上げの改修。
 武道館(文京町10―16)は1989年築、RC造3階建て、延べ1476㎡。屋根・屋上、外壁、内部仕上げ、電気設備において広範囲に劣化している。
 築40年後の2029年度に長寿命化改修を予定する。主な内容は屋根・屋上の塗膜防水の撤去・新設、外壁吹き付けタイルの撤去・新設、外部鋼製建具の修繕、内部建具の交換、内装仕上げの改修。
 川口運動公園(川口2―12―75)の野球場については、17年築、RC造(一部S造)2階建て、延べ8621㎡。新しい施設であるため、早急に対応が必要な劣化は見られない。
 スポーツ参加機会の拡充を図るため、23年度にスコアボードの更新工事、25~26年度に屋根設置工事(ターポリン、鉄骨)を予定する。そのほか、25年度に外野の天然芝張り替え(8600万円)、26年度に内野の土入れ替え(2000万円)を実施する見込み。
 さらに水郷プール(大岩田601)は2016年築、S造2階建て、延べ899㎡。こちらも新しい施設であるため、緊急的な工事は必要ない。
 26年度に循環ろ過設備の修繕(2381万1000円)や、プールサイドの遮熱塗装(2260万円)、ウォータースライダーの鉄骨部塗装(1000万円)、28年度にプールの底盤塗装(1500万円)を計画している。

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