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県上信自動車道建設事務所は吾妻東バイパスで2件工事を発注予定

2022-12-08

県上信自動車道建設事務所は、上信自動車道吾妻東バイパスの厚田インターチェンジ橋上部工と植栗中之条IC橋A1橋台の工事を計画。それぞれ近日中にも一般競争入札で公告する。
吾妻東バイパスは植栗・中之条インターチェンジから厚田インターチェンジまでを結ぶ、約6400mの区間が対象となる。幅員は10・5m。
厚田IC橋は、上信自動車道が県道郷原停車場線をオーバーパスするために工事を進めている鋼単純合成少数主桁橋で、橋長39m。床版は440㎡、架設方法はトラッククレーンによる架設を見込んでいる。A1とA2は池原工業(東吾妻町)が施工。設計業務についてはエイト日本技術開発(岡山県岡山市)が担当した。
植栗中之条IC橋は、吾妻東バイパスの起点となる植栗・中之条ICに架ける橋。本線1基とランプ橋2基のA1橋台3基を整備する。橋台は逆T式橋台で、基礎部分は現場打杭と深礎杭で整備する。なお、A2橋台とP2~4橋脚の工事は既に契約済み。A2とP2を南波建設(東吾妻町)、P3とP4を池原工業が担当する。橋梁形式はPC5径間連続中空床版橋で、橋長157m。幅員は11・39mを基本とし、ONランプとOFFランプが交わる部分は最大で26・46mとなる。設計は大日本コンサルタント(東京都千代田区)が手掛けた。
このほか、吾妻東バイパスでは深沢川橋のA1を南波建設が施工を担当している。残る箇所は2023年度以降に発注する見込み。深沢川橋はPC単純コンポ桁橋、橋長36m。
このほかの工区については吾妻東バイパス2期では泉沢川橋のA2橋台を年明けに公告する見込みを示している。泉沢川橋は、泉沢川に掛かる橋として整備するもの。鋼4径間連続少数鈑桁橋+鋼3径間連続少数鈑桁橋で橋脚は張出式となる。規模は橋長322m、幅員は11・9m。設計は三井共同建設コンサルタント(東京都品川区)がまとめた。
長野原嬬恋バイパスは工区内の設計を委託済みで、22年度内の設計完了を目指している。吾妻西バイパスは23年度の開通に向けて現在工事を進めている。なお、橋梁や函梁などの名称はすべて仮称。

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