業界記事
金屋小で出前授業 道路舗装をレクチャー/NIPPO
2022-12-06
村上市立金屋小学校で11月30日、NIPPO(吉川芳和代表取締役社長、東京都中央区京橋)が出前授業を開催した。同社が施工を担当するR4日東道交通安全施設整備その1工事の一環として、道路舗装についての同社の取り組みや、従事する社員の声、企業の仕事や社会に対する興味・関心を広げるとともに、道路事業の成り立ちを学習し社会性を養う一助となるべく実施。当日は3年生13人が参加し、道路等のしくみについて学んだ。
授業はNIPPOの片桐洋平氏が、自社が行っている環境の取り組みや仕事内容、アスファルトの種類の違いなどについて実験を交えながら分かりやすくレクチャーした。
環境の取り組みでは、古くなった道路のアスファルトを剥がして、新しい道路の材料にしていることや使わなくなったペットボトルをリサイクルして道路の材料としていることなどを話し、地球を守るため、環境に対する取り組みをいろいろ行っていることなどを説明。児童も熱心に耳を傾けた。
実験では、アスファルトの種類について、ストレートアスファルトとポリマー改質アスファルトの違いについて、実際に原料を触って体験。2人1組になって触ったり、伸ばしたりして違いを肌で感じたほか、アスファルトの種類によって水の吸収の仕方が違うことなどを体験し道路舗装について学んだ。
児童らは「道路はいろんな車を使って出来ていることにびっくりした。あと、いろいろな種類のアスファルトが使われていることが分かってうれしかった」「道路がこういう材料で出来ているのだと思って面白かった」などとそれぞれ感想を述べ、満足そうな表情を浮かべていた。
最後にNIPPOの担当者から児童らに同社のマスコットキャラクター「ミッチーくん」のシールが配られ、子どもたちのうれしそうな姿が見られた。
児童からは、日東道工事を担当するNIPPOの八代大介現場代理人に感謝状が贈られた。また、NIPPOから絵本の贈呈も行われた。
【写真=アスファルトについて学ぶ児童、八代現場代理人に感謝状が贈られた】
一覧へ戻る