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　上尾市は公共施設を対象とした照明ＬＥＤ化を推進する。12月補正予算案で公民館体育室を対象とする工事に７０８９万５０００円を計上したほか、駅前広場などＬＥＤ化改修工事費４１７１万２０００円を確保。どちらも繰越明許費に設定している。予算可決後、各工事を年度内にも発注し、23年度で施工を終える見込み。設計はいずれも直営で手掛けている。
　公民館に関しては、市内に位置する全６施設のうち、体育室を備えた計５施設の水銀灯照明を全面的にＬＥＤ化する。５施設の内訳が▽上平公民館▽原市公民館▽平方公民館▽大石公民館▽大谷公民館――。予算可決後、５施設の施工を一括して発注する見通し。施工中は対象施設の体育室を閉鎖する予定となる。
　駅前広場などＬＥＤ化改修工事としては上尾駅と北上尾駅の駅前広場、各駅構内の自由通路に設置している照明を更新する予定だ。両駅では過去に一部照明を更新しており、今回発注する工事で残った照明の更新を進める。そのほか、両駅周辺に位置する公衆トイレの照明も合わせて更新。各工事を一括発注するか、複数に分割して発注するかは調整中としている。