業界記事

Made in新潟新技術展示会36社69技術が一堂に

2022-12-01

 新潟県生まれの新技術を紹介するMade in 新潟新技術(土木・建築)展示・発表会が22日に新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれた。県内企業5社が開発した新技術の発表や36社、69技術のパネル・製品等の展示が行われたほか、法政大学デザイン工学部建築学科の川久保俊教授より「不確実性の高い時代を生き抜く指針としてのローカルSDGs」と題した特別講演などが行われ、建設、行政関係者で大いににぎわった。
 主催者である県土木部の金子法泰部長は「Made in 新潟新技術は、県内建設産業の経営健全化の促進と技術力向上を目的に平成18年度に創設し、現在は82企業、173技術が登録されている。制度創設から昨年度までの累計売上は1496億円に達し、県内建設産業の活性化に寄与している。県としては、さらなる活用・普及促進を目指しており、展示・発表会が生産性の向上やSDGsの取り組み推進など本県建設産業の魅力向上につながると考えている」とした。
 また本年度の優秀技術表彰を受賞した水倉組の老朽化した鋼矢板の補修工法「ストパネ工法」の表彰式も執り行われ、金子泰部長から表彰状が授与された。水倉組の水倉直人社長は「今回の受賞を励みに、さらに上のプラチナ技術を目指して取り組む」と語った。
 優秀技術表彰制度は、前年9月1日~本年8月31日までの期間に、ゴールド技術またはプラチナ技術に登録され、特に優れた技術を表彰することで情報発信し、県内外を問わず活用を促進する。同技術は、ことしゴールド技術に認定されている。
【写真=県内生まれの技術を展示、水倉組を表彰】

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