業界記事

【大手50社の10月受注】7カ月連続で増加に/民間工事は好調続く

2022-12-01

 国土交通省が発表した10月の建設工事受注動態統計調査(大手50社)によると、受注総額は1兆520億円で前年同月比7・9%増となり、7カ月連続で増加した。民間工事、公共工事ともに増加しており、過去10年間では3番目の高水準だった。
 10月の民間工事の受注額は前年同月比2・8%増の7331億円で、7カ月連続増加した。過去10年間では最も高い受注額となっている。前年同月比で製造業が33・1%減と落ち込んだものの、非製造業は16・7%増と好調で、全体ではプラスとなった。特に不動産業の事務所・庁舎で複数の大規模案件の受注があったほか、卸売業・小売業の娯楽施設でも大規模案件の受注が見られた。
 公共工事の受注額は前年同月比10・2%増の2426億円となり、2カ月連続で増加し、過去10年間では3番目の高水準を記録した。国の機関は減少したが、地方の機関は都道府県の治山・治水などで大規模事業が発注されたこともあり、前年同月比で72・2%増と好調だった。
 海外工事は前年同月比516・7%増の351億円となり、6カ月連続で増加している。

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