業界記事

300m改良と2期測量設計(上林上曽線)/来年度は3次盛土へ(貝地高浜線)

2022-11-30

 石岡市の都市計画道路の整備進捗状況をまとめた。まず八郷地区の上林上曽線では、現在西側の1期区間で歩道整備工事に取り掛かっており、2023年度は残り300mの改良工事と、2期区間の測量設計を発注する見込み。貝地高浜線では1期目の残り300mについて、来年度にも3次盛土を発注予定。駅前東ノ辻線については、3期区間の残り140mの改良工事を計画。村上六軒線に関しては、来年度に150mの改良工事が発注となる。
 【上林上曽線(市道B7557号線)】
 八郷地区の中心市街地の交通緩和と、上曽トンネルおよび石岡筑西線のバイパス機能を目的に整備。東側のセブンイレブン石岡柿岡店から八郷総合支所を通り、上曽でフルーツラインと交差する。延長4・2㎞、幅員15m(2車線、両側歩道)。
 1期(フルーツライン~土浦笠間線、L2・5㎞)と2期(土浦笠間線~石岡筑西線、L1・7㎞)に分かれており、現在は1期の小屋地内で㈱技研が歩道整備工事(L110m)を施工中。
 来年度は1期の土浦笠間線から300m(柿岡)の工事と、2期全体の測量設計を発注する。300mの工事に向けた設計と地質調査は、㈲つくばスケールが手掛けた。
 【貝地高浜線(市道A5645号線)】
 山王川の日の出橋から高浜小学校の北側を通り、常磐線の西側までの1300m。幅員が10・5m(2車線、両側歩道)。
 日の出橋から高浜小北側までを1期(L800m)、高浜小から常磐線西側までを2期(L500m)としている。
 これまで、1期の日の出橋から500mが完成。残り300mについては現在、盛土工事を行っている。来年度に3次盛土工事、24年度に地盤解析、25年度に改良工事を行う見通し。
 【駅前東ノ辻線(市道A3367号線)】
 石岡駅東口から石岡筑西線までの1220mで、幅員17m(2車線、両側歩道)。整備によって市街地の土地利用を促進し、都市機能を集積させることが期待されている。
 駅側が1期(L220m)、石岡筑西線側が2期(L460m)、中間が3期(L540m)。1期は供用済みで、2期のうち330mが完成。本年度は2期の100mを㈱長谷川工務店が施工中。残り30mに関しては用地交渉を進めており、順調に行けば来年度に工事となる。
 3期については200mが完成しており、来年度は残り340mのうち140mの工事を計画。4~6月には一般競争入札を公告するようだ。
 【村上六軒線(市道A4055号線)】
 ファッション市場サンキ石岡店から、国が整備を進めている国道6号千代田石岡バイパスまでの250mで、幅員が22m(2車線、両側歩道)。
 昨年度に㈱川又造園土木が、サンキから100mの舗装工事(基層・中間層)を施工。本年度は残りの150m区間の用地交渉中。来年度早期には150mの改良工事を発注する見込み。
 その後、国道6号千代田石岡バイパスが整備されたあとに、別途全体(L250m)の表層舗装工事を発注する方針。

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