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伊勢崎市の22年度12月補正

2022-11-25

伊勢崎市(臂泰雄市長)は24日、12月補正予算案を明らかにした。発注量の平準化などを目的とするゼロ市債として、一般会計で約1・5億円を確保、2021年度と比較し微減となった。年度内の実施を予定していた市民プール(堤西町141)の解体について、2023年度以降に仕切り直すとして工事費1億2640万円を減額した。
発注時期平準化や工事の早期着手を図るためのゼロ市債は、道路維持事業8500万円、生活道路整備事業6000万円を確保した。複数路線の舗装補修や、拡幅工事などの発注が見込まれる。また当初予算の道路管理事業に工事費3858万3000円を追加している。なお、21年度の12月補正では、道路維持事業1億円、生活道路整備事業5250万円のゼロ市債を確保していた。
体育施設管理運営事業は、21年度末に廃止とした市民プールの解体工事費を減額。次年度に仕切り直す見通しとなっている。解体対象となるのは管理棟やプールなど。管理棟が1971年に建設したRC造2階建て、延べ床面積1242㎡。50mプールや25mプールなどに加え、スライダープールなどが備わっている。解体後は華蔵寺公園の駐車場として利用する方針。石綿含有調査を食環境衛生研究所(前橋市)、解体設計は下田設計(伊勢崎市)が手掛けた。
解体が決まっている老人いこいの家(赤堀鹿島748)は、境界確認などを行う測量業務委託料331万1000円を追加。23年度に解体設計を行い、24年度に解体工事を実施する見込み。
このほか◇ごみ処理施設維持管理事業・修繕料=3750万円◇勤労者福祉施設管理運営事業・工事費=525万7000円◇東部第二土地区画整理事業・工事費=340万円◇都市計画道路整備事業・工事費=210万円◇公園維持管理事業・修繕料350万円--などを計上している。
一般会計は7億5913万9000円を追加。総額を825億7246万3000円とした。

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