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　県長野建設事務所は、今年７月から９月にかけて発生した公共土木施設災害の復旧工事32件を、来週から順次発注する。大半は年内の公告を予定。入札方式別の内訳は総合評価落札方式（工事成績等簡易型）が５件、受注希望型競争入札が27件。総合評価の５件は11日の県総合評価技術委員会で意見聴取を終えている。
　総合評価を採用する５件のうち、「一級河川小川・長野市美里」は来週の公告を予定。参加基本要件は土木一式842点以上、長野地域振興局管内本店。工事概要は復旧延長Ｌ84.4ｍ：ブロック積工Ｌ9.1ｍ×SL4.9～5.2ｍ（Ａ53㎡）、大型ブロック積工Ｌ73.2ｍ×SL7.4～7.7ｍ（Ａ553㎡）、根固工(かご工)Ｌ75ｍ×Ｗ２ｍ（Ａ150㎡）、仮設工一式。価格以外の評価点は12.5点。
　「小川・長野市財又」「一級河川土尻川・小川村浄化センター上」「主要地方道長野大町線・長野市境ノ沢」の３件は11月最終週の公告を予定。参加基本要件は、財又が土木一式759点以上、長野地域振興局管内本店。浄化センター上と境ノ沢が土木一式842点以上、長野地域振興局管内本店。
　工事概要は財又が復旧延長Ｌ46ｍ：［１工区］大型ブロック積工（200型）Ｌ26.4ｍ×SL７ｍ（Ａ172㎡）、［２工区］大型ブロック積工（125型）Ｌ18.7ｍ×SL6.6ｍ（Ａ112㎡）、仮設工１式。価格以外点は7.25点。
　浄化センター上は復旧延長Ｌ51ｍ：大型ブロック積工Ｌ49.8ｍ×SL7.5～8.3ｍ（Ａ419㎡）、隔壁工３カ所（Ｖ９m3）、雑工（すりつけ工）コンクリートブロック積工Ｌ1.3ｍ（Ａ３㎡）、かごマット工Ｌ4.6ｍ（Ａ17㎡）、仮設工１式。価格以外点は12.5点。
　境ノ沢は復旧延長Ｌ24ｍ：大型ブロック積工Ｌ23.4ｍ×SL8.1ｍ（Ａ187㎡）、小口止工２カ所Ｖ18m3、根固ブロック（２ｔ）35個、舗装工Ａ12㎡、防護柵工Ｌ14ｍ、雑工（すりつけ工）コンクリートブロック積工Ｌ9.8ｍ（Ａ42㎡）、仮設工１式。価格以外点は12.5点。

■小川村の瀬戸川復旧は12月
　一級河川瀬戸川の小川村細越橋は、部選審査案件で発注規模が税込み予定価格１億6000万円以上５億円未満。公告は12月中を予定する。参加基本要件は、土木一式1007点以上、長野地域振興局管内本店。
　工事概要は復旧延長150.7ｍ：［１工区］復旧延長Ｌ86ｍ：左岸大型ブロック積工Ｌ86ｍ×SL8.2～8.9ｍ（Ａ713㎡）、隔壁工Ｎ４基、土留擁壁工Ｌ４ｍ、仮設工一式、［２工区］復旧延長Ｌ25.2ｍ：右岸大型ブロック積工Ｌ24.9ｍ×SL8.4ｍ（Ａ210㎡）、小口止工Ｎ１基、土留擁壁工Ｌ６ｍ、雑工（すり付け工）ブロック積工Ｌ5.1ｍ（Ａ23㎡）、仮設工一式、［３工区］復旧延長Ｌ39.5ｍ：大型ブロック積工Ｌ38.9ｍ×SL7.3～7.6ｍ（Ａ299㎡）、小口止工Ｎ１基、隔壁工Ｎ１基、雑工（すり付け工）ブロック積工Ｌ5.1ｍ（Ａ23㎡）、仮設工一式。価格以外点は12.5点。
　一方、受注希望型競争入札を採用する27件を公告予定時期別に見ると、11月が11件、12月が15件、１月が１件。
　各工事の予定工期は最短で６カ月、最長で10カ月。