業界記事

前橋市が東部調理場の再整備を検討

2022-11-19

前橋市は東部共同調理場(荒子町1439-1)の再整備を検討する。1993年に建築した施設で、老朽化への対応が課題となっている。具体的な対応方法は未定。建て替えも視野に検討を重ね、28年度ごろ事業に着手する見通し。
荒砥中学校や前橋総合運動公園の周辺に位置する同調理場はS造2階建て、延べ床面積1712・13㎡。市内の調理場で2番目に古い建物となっており、経年劣化が確認されている。このほど教育福祉常任委員会で報告された第3期教育振興基本計画案では、28年度までの取り組みとして、同調理場の再整備を掲げた。
現在は西部共同調理場(総社町総社2368-1)で大規模改造工事が進行中。施設内をエリア分けして施工しており、2022年度は第2期工事を発注した。並行して3・4期の設計を作業中。工事は立見建設(前橋市)、山田工務所(前橋市)が設計を担当している。
学校給食の調理場という性質上、長寿命化工事の施工期間は夏休みに限られる。西部調理場は、新型コロナの影響を受けて着工時期を1年遅れとなった。さらに、ウクライナ侵攻の影響から設備類の調達が難しく、第2期工事にも遅れが発生。工期を23年度まで延長した。延命化工事の全体が完了するのは28年度となる見通し。
こうした状況から、東部調理場は建て替えの方向で検討を進めていくことになりそう。建て替える際の用地や、事業の着手時期などは白紙。28年度を目途に、検討を進めていく。

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